月別アーカイブ: 2013年10月

虫歯になりやすい人

虫歯ができやすい人とできにくい人の違いは何でしょうか?
虫歯は歯垢の細菌、糖分の摂取、歯の質、歯並び、唾液の分泌量と性状などが複雑にからみ合って発生します。
「私は虫歯になりやすい!」と決めつけないで、食生活など見直してみましょう。

◻︎間食をとる時、ダラダラと長時間食べていませんか?

特にケーキ、チョコレート、キャラメル、乳酸飲料、あめ、クッキーなどは歯にくっつきやすいので、さとうがお口の中に残ったままになり、虫歯菌が酸を出し、歯のエナメル質を溶かします。

なるべく間食を減らし、甘いお菓子を食べた後はハブラシで歯を磨いてください。

◻︎就寝前

お口の中が乾いていませんか?
唾液には抗菌、自浄作用などの働きがある為、唾液が少なくなると虫歯や歯周病、口内炎にかかりやすくなり、また口臭の原因にもなります。 唾液が出にくい場合はレモンや梅干しを食べて唾液を出すようにしましょう。

どうですか?心当たりがある方は、改善できるようにがんばりましょう^_^


歯を抜いた後

歯を失うと、補う方法として入れ歯やブリッジ(橋渡しの被せ)、インプラントなどの方法があります。

処置によっては、歯を抜いてしばらくは傷口の治りを待たなければならない場合もあります。

インプラントは、人工の根っこを歯茎の中の骨に埋め込む処置です。
麻酔をした上での外科手術になりす。
もちろん麻酔は、局所(部分)麻酔なので大掛かりではありません。

ブリッジは、両隣に歯がある、もしくは一番奥などがない場合延長した3本繋ぎの歯にすることもできます。

入れ歯は、歯茎の上に乗せて残りの歯にバネを引っ掛け、固定した上で噛めるようにしますが、何度か調整が必要です。

もし歯を抜いたあと、何も処置をせず放っておくと歯と歯の間隔が広くなり、食べ物がはさまりやすくなります。
噛み合わせも悪くなります。
いずれにせよ、そのままにしておくと食事がし辛くなります。

もし、歯やお口のことで相談したい方は院内でハッピーそうだんを行っていますので、お気軽にご相談くださいね♪
ホームページでも無料のメール相談を行っています!
ちょっとした疑問など、なんでもご相談ください(^ ^)

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抜歯

昨今、歯をできる限り残す治療をされてる歯科医院が多いです。

では、抜歯の処置の適応になるのは?
・根っこが割れてしまった歯
・歯周病でグラグラな歯
・矯正治療のため抜く歯
・虫歯が進行し根っこだけの歯
・噛み合う歯がなくて伸びてしまった歯

など、たとえ根っこだけ残った歯でも動きがなく、しっかりした根っこなら治療して残します。
できる限りご自身の歯でおいしく食事できる方が幸せですよね♪

抜歯は必ず麻酔をして行います。
なるべく針が刺さる時に痛くないように、あらかじめ表面に塗る麻酔をした上で行います。
麻酔が早く効くように麻酔の液も少し温めた物を使っています。

麻酔が怖い方が多いので、できる限り痛くないよう心掛けています。
安心してくださいね!

抜いた後は傷になるので、酷い口内炎ができた様な、それに近い痛みがあります。
もちろん、個人差があるので気になる方は患部を保冷剤などで冷やしてください。

痛み止めの薬と化膿止めの薬が出ます。
一部の薬に対して、アレルギーがある方は別の薬に変更します。

およそ、傷口は2、3日で落ち着いてきます。
一週間経つとあまり気にならなくなります。
一ヶ月でほとんど歯茎が盛り上がり平坦に治ります。

それでも、歯を抜くことが心配な方はどんな小さな疑問でもいいので、聞きたいことがあればいつでもご質問くださいね♪
このブログへのコメント欄でも結構ですよ(^^)お待ちしています☆彡


赤ちゃんが歯ぎしり?!

『ウチの子、歯ぎしりをするのですが…こんな小さい頃からするのはどこかに異常があるのでしょうか?』
先日、あるお母さんからこんなご質問がありました。
先に答えを言いますと、全く問題ありません!!

歯ぎしりは大人特有のものではありません。
乳歯が生え始める生後6ヶ月ぐらいから始まります。
赤ちゃんや幼児は、起きている時も歯ぎしりをすることがあります。
これは歯や顎が成長する過程で必要な生理現象で、個人差はありますが、これから生えてくる歯のスペース確保、顎を固定して噛み合う位置を決めようとしています。
しかし乳歯生えが揃う2歳半~3歳ぐらいになっても歯ぎしりしている場合は、大人と同様に歯がすり減ったり、歯の神経が参ってしまい炎症を引き起こす恐れがあるので、歯科に受診しましょう。

幼児の歯ぎしりは、親元から離れて保育園や幼稚園で集団生活が始まった時に起こりやすく、環境の変化が影響していると思われます。
また、永久歯に生え変わる小学生になると、乳歯が抜けることにより噛み合わせのバランスが崩れ、それが原因で歯ぎしりをすることがあるようです。

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アナタはどのtype?

歯ぎしりには3タイプあります。

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✧*グラインディング✧*
3つの中で1番多く見れる症状で、寝ているときに下顎が素早く動き歯を擦り合わせることでギリギリと音を出します。
クラインディングは歯だけではなく、歯茎に対しても影響が大きく、肩凝りや頭痛の原因にもなります。

✧*タッピング✧*
上の歯と下の歯をぶつけ合わせ、カチカチと音を立てる症状をいいます。
軽くカチカチする方もいれば、強く歯をぶつける方もおられます。

✧*クレンチング✧*
就寝時だけではなく起きている時も歯をギュッと食い縛る症状をいいます。
無意識のうちに引き起こされるのは3つ全て共通ですが、これは音を立てないのが特徴です。
ストレスによって、顎の筋肉が緊張してしまうことが原因として挙げられます。

歯ぎしりが起こるムカニズムは未だ解明されておらず、今のところ完治させる方法は見つかっていません。
しかしマウスピースを就寝時に装着することにより、歯ぎしりによる歯の擦り減りやストレスを軽減することができます。
装着したからといって完全に改善されるわけではなく、あくまでも歯や顎への負担を少なくするためのものです。
使い始めの頃は装着したまま寝ることに違和感を感じ、無意識のうちに外してしまう可能性がありますが、何度か調整を行うことによりある程度は解消されますが、基本的には慣れていただく必要があります。

費用は健康保険が適用され¥5,000.-程です。

誰かに指摘されないとなかなか気づかない歯ぎしり。
是非、歯ぎしりチェックをしてみてください!

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カチカチカチ・ギリギリギリ

みなさん、一緒に寝ている人から歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?
実は私もその1人…
指摘されたことがある方は『癖だから仕方がない』『寝ている間だから防ぎようがない』なんて思っていませんか?
確かに歯ぎしりは癖であると言われてはいますが、睡眠医学的には睡眠的ブラキシズムという病気として捉えられています。
そのままにしているとお口の中のトラブルだけでなく、顎関節症・肩凝り・頭痛etc…様々な症状を引き起こす恐れがあります。

ではここで、歯ぎしりを指摘されたことがある方もない方も1度チェックしてみましょう!!
ある程度の判断ができますよ♪

・歯ぎしりをしていると誰かに指摘されたことがある
・頭痛や肩凝りが酷い
・緊張しているときや何かに集中しているときに、歯や唇をグッと噛み締めていることが多い
・歯が多く擦り減っている
・ストレスを溜め込みやすい
・頬の内側に白い筋や舌の近くに歯形がついている
・事故やケガ以外で歯が欠けたり割れたりしたことがある

3つ以上当てはまる方はほぼ確実に歯ぎしりをされており、早めに改善する必要があります。

次回は歯ぎしりの種類と予防法をお話します♪


ハミガキ習慣

ハミガキ嫌いなお子さんは、虫歯を作ってしまいやすいので、虫歯を作らない為に日頃からお口をあけてハミガキをする習慣をつける事が大事です。
「ハミガキしないと虫歯になるよ!」
「痛くて夜寝られなくなるよ」
など、悪いイメージを持たせるより、
「ハミガキしてピカピカにしようね」
など、良いイメージを持たせるほうが気持ちよくハミガキできると思います。

また、ぬいぐるみのお口にハブラシを当てて楽しく覚えるのも良いと思います。

ハミガキ粉の味が苦手ならば、ハミガキ粉を付けずにブラッシングしても、プラークをしっかり落としていれば問題ありません。

実際、このような方法で試してみても簡単にはいかないお子さんもいらっしゃると思います。私も子供の頃はハミガキがめんどうでサボっていましたが、私の母が根気よく仕上げミガキと、定期的に歯医者さんへ連れて行ってくれたおかげで、今虫歯は一つもありません。母親にとても感謝しています。

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知覚過敏

知覚過敏(ちかくかびん)は、虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシが当たるとピリッと痛かったりする症状があります。
アイスなどの、かなり冷たいものになると痛いぐらいしみる場合もあります。

原因として上げられるのは、過度な力での歯磨きや、夜の寝てる間に歯ぎしりをしてしまってることです。
昼間でも食いしばりなどの負荷は歯にダメージを与え、歯の際が欠けてしまいます。

しみる症状やピリッとした痛み自体は、刺激による一時的なものですが原因の歯を治療しなければ改善は得られないので、お食事や歯磨きの度に繰り返されることとなります。

耐えられる程度ならいいですが、噛んだ時に痛みがあったり、徐々にしみるのが強くなっていたり、痛みが持続している場合は歯髄炎である場合が多いです。
歯髄炎(しずいえん)とは、神経(歯髄)に起きる炎症です。かなり痛みが強く出たり、酷くなると神経が死んでしまう場合があります。

処置としては、コーティング剤のような薬を塗って歯の際を保護してあげる方法と、歯の際が削れている場合はレジンと言ってプラスチックのような白い樹脂で埋めます。

どちらの処置も保険がききますので、しみるのが気になる方や冷たいものを遠慮して食べてる方は、お気軽にご相談ください。


妊婦さんも安心

妊娠中、歯科医院に通うのがおっくうになる方がいらっしゃると思います。
(妊娠していない方でも!?笑)

歯が痛いけど麻酔やレントゲン撮影によって赤ちゃんに影響がないか、心配な方もいらっしゃるかと思います。正しい知識を知っておくと、妊娠中の歯痛も怖くありません^_^

○麻酔○
歯科の場合は「局所麻酔」を行いますので、麻酔を打った部分で分解されてしまいます。また使用する麻酔薬も少量ですので、胎児へ胎盤を通して麻酔が届くことはありません^_^

○レントゲン○
安定期(5〜8ヶ月)に入ると口腔部のレントゲン撮影は問題ないとされています。
腹部に直接当てるわけではありませんし、防護エプロンを着用していただきますので安心です。

出産間近に歯が痛みだしたら大変です。お口のトラブルが起こらないようにしっかりケアしておきましょう^_^

わからないことがあれば
お気軽にお尋ねくださいね♪