こんなところに歯が隠れてたΣ(゚∀゚ノ)ノ

前回のブログで『先天欠損歯』についてお話しましたが、その逆で本数が多い場合もあります。
それを『過剰歯』と言い、約3%(30~40人に1人)の確率で、ほとんどが上の前歯付近に現れます
過剰歯は骨の中に埋まっていることが多く、レントゲン写真を撮影した時に偶然見つかることが多いです。
原因は、歯の元となる「歯胚(しはい)」が過剰に作られたり分裂したことだと考えられています。

この過剰歯は普通に生えている歯とは違い、キレイに生えてくることが少ないため、その付近の歯が押されて歯並びが悪くなったり永久歯が生えてこられなかったり、のう胞の原因になったりと悪影響を及ぼす恐れがあるので抜歯をすすめることが多くあります。
もし抜歯をするとなると、骨を削る簡単な手術が必要な場合があります。
手術自体は局所麻酔を使用し、1~2時間程度で終わります。
術後1週間くらいは痛みや腫れが出ます。

歯が本来の数より少ないこともビックリしますが、多いこともビックリしますよね!!


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