咀嚼(そしゃく)とは、食べ物を噛み砕くことを言います。
子どもの頃、親によく噛んで食べなさいと言われたものですが、大人になってもこれを実行している方は早食いの人の26倍もエネルギーを消費しているそうです!
ゆっくり時間をかけて噛む動作は胃から腸にかけての血流を良くし代謝が上がるからだと考えられます。
東京工業大学の林直亨さんの研究グループで比較した臨床実験では、早食いチームとよく噛むチームに分かれ検証を実施。
それぞれ、男性10名が、300Kcalの試験食を形がなくなるまで噛んで飲み込むのと、早食い(あまり噛まずに飲み込む)のとで、エネルギー消費量を比較しました。
結果、早食いチームは体重1kgあたり7calの消費に対し、よく噛むチームは180calを消費したそうです。
驚くことに、その差26倍!!
コンビニのおにぎり1つにしても、早い人は2分で食べ終え遅い人で6分かかる人もいました。
一度、自分が早食いかそうじゃないか気になる人は時間を測って確かめてみるのもいいかも知れません。
ゆっくり噛んで食べることで、気づいた頃に顔が少しスリムになってるかも知れませんよ?!