夜、眠っている時は無意識の内に歯ぎしりをしていることがあります。
寝ている間のことなので自覚できない方がほとんどです。
家族からの指摘や、歯科の受診時に咬耗(こうもう)と言って、歯の擦り減りを指摘されないとわかりません。
しっかり噛むことができるのは歯があってこそですが、その歯の根っこを支えているのが歯槽骨(しそうこつ)と言うものです。
平たく言うと、歯茎の下の“骨”です。
歯ぎしりによる過大な力は、骨がやせる原因の一つです。
骨がやせる、つまりは歯茎も下がってしまうので見た目として歯茎がやせるという結果になります。
対策としては、予防処置でナイトガード(マウスピース)を睡眠中に使用していただくことです。
歯科で、保険適応で作成が可能です。費用はおよそ7000円程です。
上の歯型をとり、上の歯に装着していただきます。
健康な歯や骨を守るためには必要になってきます。
ご家族に歯ぎしりを指摘されたことがもし、ある方は一度検討されてはいかがでしょうか?