歯垢と歯石について

  • 歯石
  • 歯垢の付着を調べる!
  • 目次が入ります

歯石

こんにちは藤本歯科の山口です。
最近暖かくなったら寒くなったり衣替えのタイミングに困りますね。
今日は歯石についてお話しします。歯の磨きの残し(プラーク)をそのままにしておくと約2日程で歯石となってしまい歯ブラシだけではとれなくなってしまいます。
プラークや歯石は細菌の繁殖する温床となってしまいます。まずプラークの段階で正しい歯ブラシの仕方とフロスなどの補助的清掃器具を使ってお口の中を健康に保ちましょう。歯ブラシだけでは約58%の汚れしか取れないと言われていますが歯ブラシの後フロスを使用すると約86パーセントの汚れの除去率になると言われています。
日頃の歯ブラシと歯医者さんでの定期健診をお勧め致します。

歯垢の付着を調べる!

歯周病の原因はプラークです。
そして歯周病の治療に最重要項目は早期発見とプラークコントロールに尽きます。
歯科医院での定期管理は重要ですが、それ以上に患者さんの日ごろの口腔ケア、特にブラッシングがプラークの繁殖を左右します。
歯科医院では、患者さんに一度ブラッシングしてもらい、プラークがどれだけ除去できたのかをチェックする検査を行います。
目に見えるプラークもそうでないものも含めて特殊な染色液で赤く染め出しどれだけブラッシングでプラーク量が変化したのか、どのあたりに多く残っているのか、などを検査します。
これにより、患者さんの日ごろのプラークの量、ブラッシングの癖などを把握します。
みなさんも1度自分の口腔内の状況みてみませんか?

同じ歯石でも…

今回は『歯石取り』についてお話します💡

歯石は日頃の歯磨きで取ることは出来ず、歯科医院でしか取ることが出来ません。
また、同じ『歯石』でも時間が経てば経つほど取りにくくなるんです‼
歯石を丸1年取っていない人と数ヵ月おきに取っている人ではもちろん、後者のほうが短時間で治療が終わります。

ご自身で頑張って歯を磨いて頂いても多少なりとも歯石は出来てしまいます⤵
だからと言って必要以上に歯磨きをしてしまうと
*歯茎の退縮
*歯根の露出
*知覚過敏
上記のような悪影響を及ぼしてしまうことも💦

少し余談ですが、歯石取りなどの歯科治療を受けた後3日以内に『献血』することは出来ないってご存知でしたか⁉
これはお口の中の菌が血中に移っている可能性があるからだそうです‼

これからも、まだまだ知って損はしない歯のお話をほぼ毎日更新していきますので、楽しみにしていてくださいね☺💕


藤本歯科スタッフブログの人気エントリ一覧。おすすめです