知覚過敏(ちかくかびん)は、虫歯が見当たらないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシが当たるとピリッと痛かったりする症状があります。
アイスなどの、かなり冷たいものになると痛いぐらいしみる場合もあります。
原因として上げられるのは、過度な力での歯磨きや、夜の寝てる間に歯ぎしりをしてしまってることです。
昼間でも食いしばりなどの負荷は歯にダメージを与え、歯の際が欠けてしまいます。
しみる症状やピリッとした痛み自体は、刺激による一時的なものですが原因の歯を治療しなければ改善は得られないので、
お食事や歯磨きの度に繰り返されることとなります。
耐えられる程度ならいいですが、噛んだ時に痛みがあったり、徐々にしみるのが強くなっていたり、痛みが持続している場合は歯髄炎である場合が多いです。
歯髄炎(しずいえん)とは、神経(歯髄)に起きる炎症です。
かなり痛みが強く出たり、酷くなると神経が死んでしまう場合があります。
処置としては、コーティング剤のような薬を塗って歯の際を保護してあげる方法と、
歯の際が削れている場合はレジンと言ってプラスチックのような白い樹脂で埋めます。
どちらの処置も保険がききますので、しみるのが気になる方や冷たいものを遠慮して食べてる方は、お気軽にご相談ください。