歯周病は、歯ぐきと歯周組織に炎症が起きる細菌感染症です。
痛みなどの自覚症状がないまま進行してしまい、最悪の場合には歯を失うこともあるこわい病気です。
30代半ば以降で約3分の2の方が10代では約半数の方が歯周病にかかっているといわれています。
歯周病の予防には、歯とお口の状態に合ったケア用品を使っての、適切なケア習慣が不可欠です。
日々のブラッシングで歯と歯ぐきのすき間に付着した歯垢をしっかり取り除きましょう。
歯と歯ぐきのすき間に付いた歯垢を除去するためには、歯ブラシの毛先は歯ぐきの境目に45度の角度で当てるのがポイントです。
磨くときは1本から2本ずつぐらいの歯を軽い力で小刻みに動かし磨きます。
鉛筆のように歯ブラシを持ちながら磨くと力の入りすぎが防げます。
磨き残しをしやすい部分は、歯ブラシだけでなく、ワンタフトブラシやデンタルフロスを併用してケアするのがおすすめです。
歯科医院では一人ひとりの歯並びや歯ぐきの状態にあったブラッシング指導をさせていただいています。
痛み等、症状がなくても3ヶ月か4ヶ月に1度は検診を受けて歯周病をしっかり予防しましょう。