月別アーカイブ: 2021年11月

今年の冬は寒いのでしょうか…🌁⛄🌁

11月に入り、朝晩冷え込みますね⛄

ところで、スキー場など寒い所に長くいると奥歯がガチガチ鳴ったりした経験はありませんか?

寒いとカラダが体温を下げないために、自分で熱を出します💥

筋肉を震わせて熱を作るので、あまりにたくさんの熱を必要としている場合は体中の小さな筋肉(首から顔の筋肉など)まで総動員します‼️

その結果、口を閉めておく筋肉も震わせるので歯も一緒にガチガチ震えてしまうんです💡

また、表面積を小さくして熱の放出を抑えようとします。
筋肉を緊張させて縮こまるのですが、これによって口の筋肉に力が入るので熱も出るし歯も鳴ることに繋がります。

ガチガチ鳴ること自体には歯への影響はありませんが、あまりにも強く上下の歯が当たると歯が欠けたり、ヒビ割れの原因になりますので注意が必要です⚠️


虫歯は歯の中で大きくなっている

歯医者に行って虫歯の治療を受けると、削った後の穴が思っていたより大きかったことありませんか?

虫歯は、虫歯菌と言われるミュータンス菌などの細菌が作り出す酸によって歯が溶かされる現象です。
ミュータンス菌などは、細菌の状態では弱く生き延びにくいので、周りにネバネバとした物質を作り出し、その中に隠れて歯の表面にこびりつきます。
これが歯垢です。
その中で酸の濃度が高まってくると、歯の表面が溶けだすのです。

歯の構造は一番外側は非常に硬い材質のエナメル質でてきており、その内側には象牙質というやや軟らかい材質があり、その中に神経の部屋があります。

虫歯による酸により、エナメル質が溶けるのにはかなり時間がかかりますが、虫歯が硬いエナメル質を超えて中の象牙質まで及ぶとこの進行は早くなり、エナメル質の下に潜み虫歯が進行するのです。
その為、虫歯の穴は小さく見えても、中では大きくなり広がっていることが多いのです。

痛みがなく、見た目でもわからないくらいの虫歯を早期発見、早期治療をするために、定期検診を受けるようにしてください!


歯磨きは1日に何回すれば良いの??

 

みなさんは1日に歯磨きを何回しますか??
2回?3回??
日常的に行っている歯磨きですが、虫歯予防に歯周病予防、
効果のあるものにしたいですよね😀

 

さて、では1日に何回歯を磨けば良いのでしょうか??
口の中の細菌を減らすこと、糖分などに細菌が接する時間を短くする事が重要なので、
可能であれば食事後、あまり間を置かずに歯を磨く事が出来れば良いでしょう。
歯磨きの回数は、食事の回数+αが理想です。

一日のうち、必ずして頂きたいのが就寝前の歯磨きです。
就寝中は口の中の菌が最も繁殖しやすいため、就寝前に歯磨きをして細菌を減らしておくことが大切です。
疲れていてもめんどくさくても、そのまま寝てしまわず頑張って歯磨きをしてから就寝するようにしてください。

 

今回は、歯磨きの回数についてお話ししましたが、歯磨きを「している」ことと「できている」ことは全く違います。

しっかり歯磨きが「できている」ようにするため、歯科で一度歯磨き指導を受けてみてください😊❤️