歯はたくさんのカーブでできている

歯の形は意外に複雑で、1本1本凹凸やカーブの様子が違っています。
それをきれいにしようというのですから難しいことです。

大人の歯は親知らず(第三大臼歯)まで入れて8種類32本

子供の歯は5種類で20本あります。

それぞれ形や大きさが違います。
歯の面は凹みや溝、山のような盛り上がりなどのカーブが連なってできています。
隣の歯との間も、歯によってそれぞれ違うカーブが向き合ってできています。

歯の面には、一見平らに見えても、小さなくぼみがあります。
「小さな」と思えるのは人間の尺度、お口の中の虫歯や歯周病の原因菌にとっては、歯の表面に付着してデンタルプラーク(歯垢)というかたまりをつくるためには、十分なスペースになります。

このような小さなくぼみには、隣り合わせの歯と歯の間や歯肉が下がってきた歯の根元にもあり、歯ブラシの毛先が届きにくく、歯垢を取り除きにくい場所になっています。

年齢を重ねると歯周病にかかっていなくても、歯肉は下がってきて、すき間ができます。歯周病などの影響で歯の根元が露出すると、さらに磨きにくいところが増え、根の表面の虫歯や歯周病につながりやすくなります。

歯ブラシの当て方、動かし方、歯と歯の間の清掃用具のデンタルフロス、歯間ブラシの使い方。その他補助的清掃用具。
の指導を歯医者で一度受けてみてください!


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