6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。歯及び口腔の健康を保つことは生活習慣病の予防など全身の健康にも影響する重要なことです。この機会にセルフケアを見直してみませんか?
皆さんは歯磨きの際、歯ブラシのみで行っていますか?
実は、、、歯ブラシだけで磨いた場合の歯垢除去率は約6割程度なのです。
歯はどの歯も少し丸みを帯びていて、その丸みの一番高いところの汚れを落とすのは得意です。しかし、歯と歯の間や細かい部分には歯ブラシが届かず汚れが残ったままになってしまいます。
ですが、補助的清掃用具を併用することで歯垢除去率を8〜9割まで上げることができると言われています。
・補助的清掃用具とは?
お口の中を清掃する道具のことで歯ブラシ以外の物のことを言います。
この補助的補助的清掃用具は虫歯や歯周病を予防するにあたってとても重要な道具です。
①糸ようじ・デンタルフロス
糸状で歯と歯の隙間が狭い部分の清掃に適しています。
柄がついている『糸ようじ』は初心者の方におすすめです。ロールタイプの『デンタルフロス』は横から抜くこともできる為、詰め物や被せ物が入っている方におすすめです。
お子様から大人の方まで使用できるのでお子様の仕上げ磨きの際にも使用してみて下さい。
②歯間ブラシ
歯と歯の隙間が広い部分やブリッジといった被せ物をしている部分の清掃に適しています。
歯間ブラシにはさまざまなサイズがあるので自身のの隙間にあったサイズ選択が必要になります。
③ワンタフトブラシ
毛束が先端に小さくまとまっているヘッドの小さな歯ブラシです。
歯並びが重なった部分や矯正器具を装着している部分や親知らずが半分生えてきている歯、一番奥の歯の裏側、独立して生えている歯などに対する清掃に適しています。
④舌ブラシ
舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の表面についた汚れを取るものに適しています。
基本的にソフトな素材をしている舌ブラシを使用する事で舌にダメージを与えにくく効率よく取り除いてくれます。
舌苔の除去は口臭予防にも効果的です。
・最後に、
これらの補助的清掃用具から自身に合った物を選択することでより一層お口のトラブル予防、改善する事ができます。
しかし、サイズや使用方法を間違えてしまうと歯や歯茎を傷つけてしまう事もあるため、分からない事がありしたらお気軽にお尋ねください(^^)