- 歯磨剤
- ハミガキ粉の発泡剤
- 歯磨きし過ぎにご用心!
歯磨剤
よく患者様に「歯磨き粉はどれがいいですか?」と質問されます。
その時に「歯磨きの基本は、歯ブラシで磨くことで、歯磨き粉は補助的なのもでつけずに磨いていただいても問題ありません。」とお答えします。
もちろん、食べ物、飲み物による着色を取るために歯磨剤に含まれる研磨剤で取り除いていただいたり、フッ素入りの歯磨剤で虫歯予防。
歯周病の薬用効果があるもので歯茎のマッサージをしていただくことはいいことです!
しかし、これらの効果はきちんと汚れが取り除くことができていてこその効果です。
まず何もつけずに歯をきちんと磨いてから、歯磨剤を少しだけつけて2度磨きすることをお勧めします!
ハミガキ粉の発泡剤
発泡剤とはその名の通り、ハミガキ粉を泡立たせる成分で、汚れを落とす働きを持っています。
お口の中が泡だらけになると、少し磨いただけなのに、ちゃんと歯を磨いた気分になってしまうことがあるので、発泡剤が少量、もしくは入っていない歯磨き粉を使って歯を磨いてみてはいかがでしょうか?
成分など詳しく調べてみると身体に良くない成分が含まれている商品が存在します。毎日お口に入れるものだから、身体に優しいものを選んで、健康な毎日を送りましょう。
歯磨きし過ぎにご用心!
朝、晩は冷える日もありますが、気温が下がり、水温も低くなると気になるのが知覚過敏です。
歯磨きの仕方によっては、歯茎を傷つけ歯茎が下がる原因になる可能性があります。
《歯茎がやせる磨き方》
・力強くゴシゴシ大きく歯磨く。
・毛が硬いブラシを使用。
・顆粒入りの歯磨き粉を使用。(1回の使用量が多い)
歯磨きをした後、お口の中がヒリヒリ感じることはありませんか?
思い当たるなら、歯茎が傷ついてる可能性があるので、改めて自分の磨き方が正しいやり方か、そうでないのなら改善が必要です。
すでに、冷たい水がしみる症状がある方は、知覚過敏対処の治療があるので受診してくださいね。
その際、ご自身の磨き方が正しいか気になる方は、衛生士にお聞きください。