みなさん、一緒に寝ている人から歯ぎしりを指摘されたことはありませんか?
実は私もその1人…
指摘されたことがある方は『癖だから仕方がない』『寝ている間だから防ぎようがない』なんて思っていませんか?
確かに歯ぎしりは癖であると言われてはいますが、睡眠医学的には睡眠的ブラキシズムという病気として捉えられています。
そのままにしているとお口の中のトラブルだけでなく、顎関節症・肩凝り・頭痛etc…様々な症状を引き起こす恐れがあります。
ではここで、歯ぎしりを指摘されたことがある方もない方も1度チェックしてみましょう!!
ある程度の判断ができますよ♪
・歯ぎしりをしていると誰かに指摘されたことがある
・頭痛や肩凝りが酷い
・緊張しているときや何かに集中しているときに、歯や唇をグッと噛み締めていることが多い
・歯が多く擦り減っている
・ストレスを溜め込みやすい
・頬の内側に白い筋や舌の近くに歯形がついている
・事故やケガ以外で歯が欠けたり割れたりしたことがある
3つ以上当てはまる方はほぼ確実に歯ぎしりをされており、早めに改善する必要があります。
歯ぎしりには3つ種類があります。
✧*グラインディング✧*
3つの中で1番多く見れる症状で、寝ているときに下顎が素早く動き歯を擦り合わせることでギリギリと音を出します。
クラインディングは歯だけではなく、歯茎に対しても影響が大きく、肩凝りや頭痛の原因にもなります。
✧*タッピング✧*
上の歯と下の歯をぶつけ合わせ、カチカチと音を立てる症状をいいます。
軽くカチカチする方もいれば、強く歯をぶつける方もおられます。
✧*クレンチング✧*
就寝時だけではなく起きている時も歯をギュッと食い縛る症状をいいます。
無意識のうちに引き起こされるのは3つ全て共通ですが、これは音を立てないのが特徴です。
ストレスによって、顎の筋肉が緊張してしまうことが原因として挙げられます。
歯ぎしりが起こるムカニズムは未だ解明されておらず、今のところ完治させる方法は見つかっていません。
しかしマウスピースを就寝時に装着することにより、歯ぎしりによる歯の擦り減りやストレスを軽減することができます。
装着したからといって完全に改善されるわけではなく、あくまでも歯や顎への負担を少なくするためのものです。
使い始めの頃は装着したまま寝ることに違和感を感じ、無意識のうちに外してしまう可能性がありますが、何度か調整を行うことによりある程度は解消されますが、基本的には慣れていただく必要があります。
費用は健康保険が適用され¥3,500.-程です。
誰かに指摘されないとなかなか気づかない歯ぎしり。
是非、歯ぎしりチェックをしてみてください!