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虫歯は遺伝する(・・?

突然ですが、“虫歯は遺伝する”と思いますか?
答えはYESでもありNOでもあります!

虫歯菌そのものは遺伝することはありませんが、虫歯になりやすい歯質は遺伝する、ということです。

では、遺伝ではないその虫歯菌は、どのように口腔内に入り込むのでしょうか…

ご存じの方も多いと思いますが、いちばん最初に入り込む原因は、親から赤ちゃんへのスキンシップです。
自分がかみ砕いた食べ物を赤ちゃんに与えたり、口を付けたスプーンやお箸をそのまま使うことで、大人が持っている細菌を赤ちゃんに移してしまいます。
これは幼児・青年期に虫歯が多いことの理由の1つでもあります。

また、生活習慣も虫歯を引き起こす原因となります。
日頃の歯磨きをおろそかにし、口の中を不衛生にすることは、虫歯菌を増殖させることになります。

厄介な虫歯菌ですが、裏を返せばこれらを改善すれば“誰でも虫歯を予防することができる”ということです。
もしも「生活習慣に問題がないのに虫歯になりやすい…」という方は、歯科医師に相談されることをオススメします :-)


歯が痛い。

歯が痛くなると何が原因なのか?
とても不安になりますよね。

歯が痛い時に考えられる 症状、原因をお伝えします。

・冷たいものがしみる

最も多いのが冷たいものがしみるという症状です。
しみる原因は、知覚過敏と呼ばれるものと虫歯でもしみる場合がありますが、初期の虫歯の場合はほとんどしみることはありません。

・熱いものがしみる

熱いのもを食べたり飲んだりした場合にしみる原因は、虫歯が進行した歯髄炎によるもの。
歯髄炎→虫歯が歯の神経(歯髄)に達しバイ菌が歯髄に入り込んでいる状態。

・何もしなくても痛い

最初は冷たいものや熱いものがしみるだけですが、やがて何もしなくても痛くなる症状の場合。
歯髄炎や根尖性歯周組織炎、智歯周囲炎などの痛みの可能性です。

根尖性歯周組織炎→神経を取った歯や神経が死んでしまった歯の根の先に病気が出た状態。

智歯周囲炎→親知らずの周りの歯茎にバイ菌が繁殖し、炎症を起こした状態。

・噛むと痛い

咬合性外傷や歯周病、歯根破折の可能性

咬合性外傷→歯に無理な力がかかっている場合に噛むと痛いという症状が出る。
歯ぎしりやくいしばりによる歯の負担による痛みなど。

歯周病→歯周病は口の中にいる細菌の影響で歯を支えている骨がなくなってしまい、噛むと痛いという症状が出ます。

歯根破折→歯の根っこが割れてしまう状態。

このように、歯が痛い。と感じた時にどのような痛みかにより診断が変わります。
実際は検査をしないと正確な診断ができませんので、必ず受診してください!


いつまで??🤔お子さんの仕上げ磨きについて

今は子供が小さいから仕上げ磨きをしてるけど・・・
いつまで続ければいいのかあまり知られていませんよね😑

今回は、その時期についてお話しします☺️

実際、必ず何歳まで仕上げ磨きをしましょう!!と決められている訳ではありません。
お子さんによっては早い時期から仕上げ磨きが不要になる場合もあります。

ですが、混合歯列期(乳歯(子供の歯)から永久歯(大人の歯)への生え変わりの時期)は、
歯の大きさが違ったり、高さが違ったり、隙間が出来たりして、お子さんだけで隅々まで磨くことは難しくなります。

特に、永久歯の生え始めは幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)と呼ばれ、
永久歯よりも歯の質が柔らかく弱いため虫歯になりやすいです💦💦

目安としては、この生え変わり時期の10〜12歳までは続けてあげてください。

最低でもその生え変わり始め(6〜7歳)までは仕上げ磨きをしてあげてください!!
この時期は第一大臼歯(6歳臼歯)が生え始めで、この歯は噛む力が強く、歯並びの基本となる歯です。
更に一番奥に生えてくるので歯ブラシが当たりにくく、磨き残しが多くなります。

その後も第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてくるので、
小さいお子さんのように全て磨いてあげる必要はありませんが、確認はするようにしてあげてください。

ここまで仕上げ磨きの時期についてお話ししましたが、お子さんがきちんと磨けるように教えてあげることも大切です🥰

また、歯ブラシやケア用品などに迷われた方はいつでもお気軽にご相談ください💗


いい歯の日

  11月8日は日本歯科医師会が1993年より制定した「いい歯の日」です。この日に合わせて様々な歯科保健啓発活動を行なっています。
  
  この日の他にも4月18日「よい歯の日」や6月4日「歯と口の健康週間」、9月第3月曜日「敬老の日」をPR重点日に定めています。
 
  啓発活動には歯と口の健康週間を設けているほか、オーラルフレイル対策(オーラルフレイルはささいな口腔機能低下から始まり、口の衰えは身体の口腔機能から始まります。様々な口の衰えは身体の衰え=フレイルと大きく関わります)、8020運動(80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動)があります。
 
  これらの日の中には広告掲載やポスター掲示などがあるので、健診や治療について考えたり思い出してもらい歯医者に来て頂ければと思います。

  
   


歯が抜けたままにしているとどうなるの?

「1本くらい歯がなくても問題ない」と思っている方はいませんか?

歯が抜けたままの状態を続けていると、さまざまな悪影響が及びます。

生活に支障がないという方も、大きな問題につながる前に早めに歯を補う治療(補綴治療)を受けることが大切です。

歯が抜けたままにしておくと5つの悪影響が及びます。

①歯がない箇所に周囲の歯が倒れてきてしまいます。

②噛み合う歯が伸びてきます。

③噛み合わせが悪くなります。

④他の歯に負担を与え寿命が縮まります。

⑤上手く噛めなくなってしまします。

歯が抜けたままになっている箇所は歯を補う治療(補綴治療)が必要です。

補綴治療にはブリッジ、入れ歯、インプラント がありそれぞれメリット、デメリットがあります。

「健康な歯を削りたくない」「保険で治療を受けたい」など、ご自身の希望に合った治療法を選択することが大切です。

わからない事がありましたらお気軽にお尋ね下さい。


『歯周病』と『歯槽膿漏』の違いって?

今回は『歯周病』と『歯槽膿漏』の関係についてお話したいとおもいます。

皆さんは、この2つの違いをご存知ですか?

実はイコールなんです‼️

歯周病の昔の名前が歯槽膿漏(正式には歯槽膿漏症)なのです。

今では歯槽膿漏のことは慢性歯周炎(中度以降の歯周病)と呼ぶようになっています。

 

そもそも歯周病とは、歯茎が細菌感染することによって起こる病気で、歯肉炎・歯周炎の総称です。

日本人の9割以上がかかっているといわれています。

細菌に感染すると、まず歯茎に炎症が起こります。

この状態を歯肉炎といい、痛みなどの強い自覚症状がなく、自分自身では気づかない場合が多いです。

さらに病状が進行すると、歯を支えている骨に炎症がおよび、骨が徐々に溶かされていきます。

この状態を歯周炎といい、このまま放っておくと、やがて歯を支えることができなくなり、抜けてしまいます。

 

歯周病は歯が抜けてしまうだけでなく、糖尿病や心筋梗塞などの全身疾患との関連性も明らかになっています。

この病気は日頃からのご自身の歯磨きに加え、定期的な歯科医院でのクリーニングで予防または改善することができます。

「痛くもないのに歯医者に行くなんて…」と億劫になるのもわかりますが、お口の中の病気は病状が進行しないとなかなか自分自身で見つけることができません。

発見が遅ければ遅いほど、より大変な治療をしなくてはいけないのです。

歯は休みなく毎日使うものです。

歯が1本失くなってしまうだけでも大変不自由です。

🍁食欲の秋🍁でもありますし、是非この機会に一度、歯科医院に足を運んでみてみてください💡


歯ブラシだけでは不十分‼︎

虫歯がないと思っていたのに、歯と歯の間に虫歯が見つかったらショックですよね(>_<)
毎日の歯磨きでどれくらい歯垢除去ができていると思いますか? 実は歯ブラシで磨いただけでは、歯と歯の間の歯垢は60%程度しか取り除くことができません。
残った歯垢を放っておくと歯周病や虫歯の原因となりますので、「歯間ブラシ」を使って効果的に歯垢を除去しましょう(^_^)
ちなみに歯ブラシと歯間ブラシを併用することで、85%程度歯垢除去することができます!

歯間ブラシにはカラー別にサイズがあります。それぞれ患者さんに合ったサイズを衛生士が選び、使い方の指導をさせてもらいますので、お気軽にお尋ねください(^_^)


着色除去について

歯の表面に着いた着色(ステイン)をとる方法は2つあります。

①PMTC
②パウダークリーニング

と言われる方法で歯の着色を落とします。

①PMTCは回転ブラシを使用し着色を落とす方法です。
ラバー状のカップやチップ等、専用の器具を使って歯の表面を磨いていきます。

頑固にこびりついたステインはPMTCだけでは落とせない場合があります。
そのような場合には、パウダークリーニングでステイン除去をします。

②パウダークリーニングは歯の表面に細かい微粒子を吹きかけることにより、ブラシでは落ちにくい着色を落とす方法です。
回転ブラシよりもさらにキレイに素早く着色を落とすことができます。

着色でお困りの方は、ご相談ください!


歯の『変色』と『着色』について

近頃患者様から「歯の色が気になる」、「歯が茶色い気がする」と、ご相談を受けることが多くなってきました。

今回は歯の『変色』と『着色』の違いや原因についてお話しします🤗

まず変色の原因は、

①薬物(テトラサイクリン、フッ素)によるもの

②虫歯

③エナメル質形成不全(歯のエナメル質の形成異常で遺伝や後天的なものがあります)

④失活歯(神経がない歯、歯をぶつけるなどして神経にダメージを受けた歯)

⑤加齢

着色の原因は、

①色の濃い食べ物、飲み物(カレー、コーヒー、紅茶など)を頻繁に摂取する

②タバコ(タール(ヤニ))によるもの

『着色』は日々のケアや医院でのクリーニングで除去することが可能ですが、

『変色』はホワイトニングで改善するものもあれば、歯の表面を削って付け爪のように貼り付けるラミネートベニア、歯全体を削って白い被せ物を被せる処置などが必要になる場合もあります。

ご自身の歯を見て、「変色なのか着色なのかどちらか分からない・・・」とお困りの方はぜひ一度ご相談ください!!💕


乳酸菌タブレット ラクレッシュpro

こんにちは。藤本歯科でございます。

タイトルにあるラクレッシュproとは製品名なのですが、歯科医師が発見した乳酸菌を使用したタブレットです。

乳酸菌の名前は「L8020乳酸菌」と言います。虫歯・歯周病になったことのない健康な人から発見したヒト由来の乳酸菌です。

「L8020乳酸菌」は歯周病菌・虫歯菌の発育を阻止する、制菌のある乳酸菌の一種です。

虫歯・歯周病の原因菌やカンジダ菌を減少させる作用があり、口腔内環境を整えます。

砂糖不使用で甘味料としてキシリトール使用です。

一般販売品ラクレッシュタブレットと比較し「L8020」を二倍配合しています。

一日3回食後に一粒ずつ食べるのがおすすめです。

ラクレッシュproは歯科医院専売ですのでご興味がある方はお声がけください。