日別アーカイブ: 2014年8月4日

232本の歯?

人の歯は、子供で20本、大人で28本(親知らずを含むと32本)です。

驚くことに、インドで最近手術を受けた17歳の男性には232本もの小さな歯が余計に生えていたそうです。

無数の歯に気づくきっかけになったのは彼が、15歳の時、右下の顎が膨らみ町医者に診てもっらたところ原因は不明。

経済的理由でその後は、経過をみていたそうだが癌を心配した父親は意を決して総合病院へかれを連れていったそう。

幸い、州政府から助成金が認められ治療を受けれる運びとなった。

レントゲンを撮ると右下の一番奥の歯を取り囲む様に複合性歯牙腫と呼ばれる、良性腫瘍ができていることがわかったそう。

7時間の大手術を経て、晴れて普通の人と同じ数の本数になった男性にとってはとんだ一大事だったでしょうが、病院側はこの前代未聞の抜歯本数をギネス記録に申請する予定だそう。

これが認められれば、当人の苦い思い出も報われるかも知れませんね!


咀嚼(そしゃく)ダイエット?!

咀嚼(そしゃく)とは、食べ物を噛み砕くことを言います。

子どもの頃、親によく噛んで食べなさいと言われたものですが、大人になってもこれを実行している方は早食いの人の26倍もエネルギーを消費しているそうです!

ゆっくり時間をかけて噛む動作は胃から腸にかけての血流を良くし代謝が上がるからだと考えられます。

東京工業大学の林直亨さんの研究グループで比較した臨床実験では、早食いチームとよく噛むチームに分かれ検証を実施。

それぞれ、男性10名が、300Kcalの試験食を形がなくなるまで噛んで飲み込むのと、早食い(あまり噛まずに飲み込む)のとで、エネルギー消費量を比較しました。

結果、早食いチームは体重1kgあたり7calの消費に対し、よく噛むチームは180calを消費したそうです。

驚くことに、その差26倍!!

 

コンビニのおにぎり1つにしても、早い人は2分で食べ終え遅い人で6分かかる人もいました。

一度、自分が早食いかそうじゃないか気になる人は時間を測って確かめてみるのもいいかも知れません。

ゆっくり噛んで食べることで、気づいた頃に顔が少しスリムになってるかも知れませんよ?!


歯磨きの起源

人間が誕生したときから、私たちには歯が備わっていました。では、いつから歯磨きという習慣ができたのでしょうか?

まず、原始人の頃は硬くて繊維質の物を食べていたので歯にベタベタした汚れが残りにくく虫歯も少なかったとされてます。更に歯の間に詰まった食べカスは、小枝や小石を使って取り除いていたそうです。

歯の間に詰まったままの不快感をうまく道具を使って解決していたのです。

 

紀元前5千年のバビロニア人は食前に“麻”という植物の繊維を指に巻き歯の清掃を習慣的にしていたそうです。

のちの、ギリシア人にもこの習慣は引き継がれ更に、口をすすぎ歯茎のマッサージをするように至ったそうです。

 

つまり、人々のコミュニティーや文化が発展するにつれて歯磨きなどのセルフケアがより習慣化されたようです。

歯磨きを毎日することで、清潔に保てますが、時にめんどくさく感じる時もあると思います。

ただ、白い歯は人とコミュニケーションを取る上で相手に好印象を与えやすいツールなので日々のケアはかかせないですね!